1/22 バイヤーって・・・。
去年のいつ頃からだったろうか。
あたしのバイヤー職の範囲が増え、いつしか当部で扱うほとんどの生地の買い付けに立ち合うようになった。
新しい生地屋も開拓し、生地を作る前の段階から立ち合う機会も出来た。
・・・あまりにもの数の生地を見過ぎたのかもしれない。
先日、あたしの関与していないPOのSS新柄生地の中に、私のSS用に買い付けた他ブランド用のモノと同じモノがあるような気がした。
つい最近見たのだから間違いない、この配色・このピッチ・・・、違うものであっても逆に似すぎているのも価格が違えばマズイ・・・。
焦るあたしは即、担当者に生地屋に確認するよう言ったのだが、イライラするほど彼には危機感があまりないように感じた。
・・・結局は同じシリーズの違う柄だった。
私の買い付けたものは格子柄、彼のはストライプ。
同じ色・シリーズだが違うものと考えるしかない。
お互い買ってしまったものだし、同じ店頭で違うブランドで並ぶわけではないし・と考えるしかなかった。
違うshopに並ぶし、まぁ気付くお客様はいないだろうから・と思うしかないのだが、出来れば避けたかったなと、目が配れなかった・・・・むしろ目に入ってしまった自分を反省。
ほんとにまぁよく覚えてるよと自分で感心するくらい、当社の生地は見ているつもりなのに。
毎日必ず、少しの時間でも生地倉庫を徘徊し、当社の持つ生地を見るようにしているのに。
まだ、入荷していない生地にはこれほど弱かったのかと反省。
自分で完全買い付けしてる生地は絶対に忘れる事はないのだけど、ついつい楽して買ったモノには執着が薄いようだ。
それではバイヤーとして失格なんだろうなと思いながら、どのくらいの数を見てるのか漠然と考えてみた。
昨秋に今年のSSとして買い付けたモノが多分300〜400柄くらい。
それを選ぶのに最低倍の数は見ているだろう。
展示会や生地屋、他社のshop・商品を入れたらどのくらいなのだろう。
当社倉庫にあるだけでもきっと1万柄は下らないだろう。
もちろん様々な素材もあるし、流行もある、似寄りもある。
たかがシャツなのに。
こういうところが楽しすぎる理由なんだろうなぁ・・・。
でも、バイヤーには向いてないんだろうなぁ・・・。
ひぃちゃんお元気??
今度時間作ってよ、ご飯にでも行こう。
もっと時間作ってくれるなら、久々に歌舞伎もいいねぇ♡