オーダーワイシャツ メーカー井戸端会議

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1/26 生地の値段・生地の価値。

バイヤーとしてのまぁの悩み。
ひぃちゃん、かぇちゃん聞いておくれ。
あたしの行き着く先はドコ?!

今日からコレを我が社の常務も見てる・・・。
何日掲載できるかな??な日記。

生地の値段がわからない・・・。
というより生地の値段の付け方、付加価値の付け方がわからない。

先日買い付けた生地が今朝、手元に届く。
コレは上司にホントに感謝するところなのだが、あたしが買い付けを任されているブランドは、shareが小さい為にフツウに好きにさせてもらえる。

そこで毎回悩む。
大体、2価格帯のモノを買い付けに行く。
基本は生地の値段と比例して販売価格を決めるのだが、どちらにしていいか悩む価格(ちょうど真ん中の価格)の生地も欲しくなる。そうなると付加価値で販売価格を決める事が多い。相殺できればよいのだから・・・と。
生地屋さんもあたしの買い方に慣れたもので3~4価格帯を用意してくれてる。

その中からほしいモノを買い付ける。

買い付ける時点で、柄や生地の質感・番手・生地原価等を参考に、自分の価値観で購入を決定。
どんなに欲しい柄でも、販売価格に見合わないモノは買えない。高すぎても買えないし、質が悪いモノももちろん買えない。 実際、生地屋さんの提示してくる価格と、自分の思う価値観や販売価格が異なる事も多いが、それは言わずに欲しいモノだけ買い付ける。
そして我が道を行く・・・。

しかし今回は判断を誤ったかもしれない。
生地屋さんにあたしの欲しいモノを読まれてきてしまってるのかもしれない、長期出張前なのと辞令前の自分勝手な多忙さで混乱してきてるのかもしれない。
今日、手元に届いた生地を見て・触れて、悩んでしまった・・・。

あたしの好きな柄ではないがとても肌触りがいい。絶対○○双(糸の細さである程度価値も決まる)以上ある。買う時に見落としていた・・・。
でも、柄行からして高い価格帯では、店舗の販売員では売りさばききれないかもしれない(これは全くのバイヤーとしての価値観)・・・。
もちろん自分の店で自分が販売するならサバく自信はある(⇦この辺の強気が多分あたしの売り)、でも新柄だし・・・。

・・・・・・・結局残業し、自分の価値観と格闘した揚げ句、低い価格帯に落とし込む事に。
家に帰った今でもまだ悩んでる。

別に会社が損をするという程の事ではない(常務、怒らないで!!)。
でも、安くお客様に提供できる反面、生地の価値がわからないお客様に何も言えなければ、いいモノを買ったという付加価値を付けてあげる事はできない。

これが《バイヤー》の宿命なの?!

もう、願うしかない(*8*)
コレを手にして、『Lukky!!』とわかってくれるお客様のシャツになっておくれ、あたしのかわいい生地ちゃん達・・・。

※ひぃちゃんはこういう時どうしてたの??そしてかぇちゃん、売りさばいて!!

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