はじめてのシャツオーダー 1
はじめて、オーダーシャツを作る方は沢山の疑問があると思います。
- 何処に行けば買えるの?
- 何を頼めばいいの?
- どんな生地を選べがばいいの?
- サイズはどうするの?
- どのくらいの期間で出来るの?
などなど...
まずは、オーダーがはじめてならば、男性でも女性でも、百貨店の紳士服売場へ行くことをオススメします。
女性の場合は、かぇちゃんのようなベテランの女性販売員が親切丁寧に接客・採寸してくれますよ!
紳士服売場へ到着したら、オーダー売場を探しましょう。
大抵の百貨店ならば、ワイシャツ売場の近くか、オーダースーツ売場の近くにオーダーシャツ売場があるはずです。
オーダーシャツ売場では、大抵、生地がカマボコ状に袋へ入った状態で、ブランド別、値段別に棚に並べられています。
これは、汚れから生地を守る為です。折角作ったシャツが汚れていたら嫌ですもんネ!
ここで注意!:ブランドによって仕様が異なったり、仕立てるメーカーが異なる場合があるので、同じ売場で作っても異なった形に仕上がることがあります。以前に作ったシャツと同じに作りたい時はその時貰った採寸表を持って行きましょう。
採寸表には生地の種類、仕立てたメーカーなども記載されています。
値段の表記は大抵、「生地代+仕立て代」の値段で記載されています。一般的に日常使うようなシャツならば10,000円〜20,000円位の値段のものが生地自体の強度もあるのでベストだと思います。
販売店舗やブランド、メーカーにより、若干の誤差はありますが、百貨店で購入できるオーダーシャツの種類は以下の表を参考にしてみてください。
価格 | 生地 | 用途 |
---|---|---|
8,000円 | 綿(80番手) /綿ポリ | ビジネス一般用として |
10,000円 | 綿(80〜100番手) /綿ポリ | ビジネス一般用として |
15,000円 | 綿(100番手) | ビジネス一般用として |
20,000円 | 綿(120番手) | ビジネス一般用として |
25,000円 | 綿(120番手) | オシャレな一着として |
30,000円 | 綿(140〜160番手) | オシャレな一着として |
50,000円 | 綿(180番手) | 生涯一度っきりの特別なイベントなどに |
大抵の場合、白無地は柄物より生地の質が良いので、柄に迷ったらまずは白無地を作るのも一つの手です。
次に衿やカフス(袖口)の形などを選びます。衿型やカフス型は、売場にパターンがあるので、そこから選びます。多少の変更は可能ですので、気軽に店員に聞いてみてください。
他にも衿の固さ、ポケットの形や有無、シャツのバックスタイル、前立(前ボタン個所の折り返し部分)の有無、ボタンの種類などを選びます。
ここでは長くなるので、詳細は別の機会にいたします。
最後に採寸をします。既に同じ売場で何度か作ったシャツと同じで良いならば、以前のデータが残っているので、その旨を店員に伝えましょう。
オーダーシャツの着心地の命が、この採寸です。この採寸のことも別の機会に詳しく解説します。
出来上がりまで2週間程度です。縮みが気になる方は、水通しをするため、20日程度で出来上がります。オーダーシャツが出来上がり、はじめて袖を通すのを楽しみにながら待つのもオツなものです。